このような頭痛の症状でお悩みではありませんか？ 

症例3　右コメカミから頭の後ろがガンガンする頭痛

患者

西宮市　40代　女性

来院

2017年10月

症状

3か月ほど前より、右のコメカミ付近から後頭部にかけて頭痛がしてきて、脳の異常かと思い、脳外科を受診する。診察の結果、脳に異常はなく「片頭痛」と言われレルパックス錠を処方された。薬を飲むと楽になるけど、すぐにまた頭痛が出てくる状態だった。頭痛が薬を飲まないと取れないことに不安になり、ネットで当院を見つけ来院する。

治療内容と経過

1診目：首の後ろから後頭部にかけて触診で確認したところ、片頭痛に典型的な緊張が頸に見られた。その緊張を取るために足のツボを使い鍼をしたところ、頸の緊張が緩んだ。頭が軽くなったとのことで本日の治療は終了とした。

2診目：前回より頭痛の頻度と頭痛の痛みの度合いが減ったが、今日は生理と重なったせいか片頭痛が出ている。よく生理前に頭痛になるということで、子宮の状態を整える足のツボを加え治療をしたところ、身体全体が軽くなった。

3診目：頭痛を忘れている時間が増えてきて、薬を飲むことも忘れれるようになってきた。治療は前回と同じ内容をする。

4診目：治療は前回と同じ内容をする。

5診目：ほとんど頭痛は出なくなり、出ても薬を飲むほどではなくなってきた。

6診目：詰めての治療は一旦終わりとして、月1回のメンテナンスで来院する予定。

使用したツボ

水泉R　僕参R　三陰交R　太衝R

症例2　眉間から右のコメカミにかけて頭痛がする

患者

神戸市北区　40代　女性

来院

2017年8月

症状

眉間から右のコメカミにかけて、常に頭痛がある。20年ほど前から頭痛が出てきた。肩こりは学生の時から常にあった。1年ほど前からスマホをよく見るようになってから目のむくみが出てきて頭痛も悪化してきた。脳外科を一度受診し脳に異常ないから頸からかもしれないので整形外科を受診するするように言われ、整形外科を受診したところストレートネックと言われた。整形外科で牽引のリハビリを受けていたが、あまり症状が変わらないため、ネットで調べて当院を受診する。

治療内容と経過

頭痛の原因を探ると、頸のコリと肩背のコリがひどく、これが症状を引き起こしている原因と推測された。頸の緊張を取り除くのに手にあるツボに鍼をしたところ、頸の緊張が消失しそれとともに眉間の痛みも軽減した。次に、肘のツボに鍼をしたところ肩背の緊張も軽減し少しすっきりした感じを感じた。コメカミが少し残るということで足首に鍼をし頭が久しぶりにすっきりした感じになったとのこと。週に2回のペースで同様の治療をしたところ6回目で頭痛が出なくなって日常生活困ることがなくなったのことで一旦治療は終了し月に一回のペースで予防に来院している。

使用したツボ

項強R　曲池R　足太陽R

症例1　脳外科で薬物乱用性頭痛といわれた

患者

三田市　40代　女性

来院

2017年　7月

症状

肩こり、頸コリが学生の頃よりあり、大学の頃よりひどい頭痛に悩むようになる。当時はあまり痛み止めを飲んでいなかったが、２～３年前より仕事を休むわけにはいかないので市販の頭痛薬を飲むようになった。当初は飲むと痛みが止まっていたので痛い時だけ市販薬を飲んでいたが、だんだん痛くなるのが怖くなり痛くなる前に飲むようになっていった。この半年前より、市販薬を飲んでも聞かなくなってきたので、脳外科を受診する。そこで薬物乱用性頭痛と診断された。薬を飲まないで治そうと思いネットで調べ当院を受診する。

治療内容と経過

身体全体を診ていくと、頸コリ肩こりがきつくかなり筋肉が緊張している状態であった。特に左顎に関連するところにきついしこりができていた。噛みしめが第一の頭痛肩こりの原因と考え、胸椎に鍼をした。すると左顎と耳の後ろの痛みが消失した。噛みしめ癖が強いため仙骨にも鍼をしたところ、頭痛も少しましになる。

2診目、左顎はましで、後頭部の痛みが残っていた。そこで足首に鍼をする。

3診目、薬を飲みたいというほどの頭痛は出なくなってきた。

4診目以降も頭痛の鍼を継続して行い、8診目、ようやく薬も飲まないで、頭痛もなく過ごせるようになってきた。

使用したツボ

T5(5)R　膀胱兪R　承山R　精霊R