症例3　デュケルバン氏

患者

神戸市北区　20代　女性

来院

2016年　9月

症状

出産後、赤ちゃんのお世話や家事で手を使うことが多くなり右手首の痛みが出てきて来院する。

治療内容と経過

初診時、右手の親指を完全に伸ばすこと曲げることができない状態で、手首を尺屈すると激痛がある。手首や指の動きは脊柱と肩甲骨の動きと関連性が深いので脊柱と肩甲骨の動きを確認すると著しく動きの悪いところがありそこに鍼と整体をしたところ、グーパーができるようになった。

2診目、手首の尺屈の痛みと重いものを持つ痛みが残っていた。再度、脊柱と肩甲骨にアプローチする。全5回の施術で日常生活の痛みはなくなったため終了とした。

使用したツボと手技

つぼ：T1(1)　T8(1)　ふくら1

整体：手三法　屈曲挙上

症例について
同じ病名患者や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。

症例2　　手の腱鞘炎

患者

三田市　40代　女性

来院

2016年　8月

症状

特別変わったことはしていないが、2月ほど前より右手首が痛くなってきた。普段は荷物をよく持つ仕事をしているが仕事内容も量も変わってはいない。特に床に手をついたときに痛く、運転でハンドルを回すときも痛い。

治療内容と経過

手をついたり、ハンドルを回すのは、肩甲骨、胸椎の動きと関連があるため調べたところ、動きが悪いところがありそこに鍼と整体を行った。すると手をつくことはできるようになる。２診目、手をつく動作は違和感程度だが、荷物を持つときや何かした拍子に痛み

が出て腕全体が重だるいとのことで調整をする。3診目、手首の痛みは出なくなったとのことで手の施術は終了とした。腰に痛みが出てきたということで腰の施術をはじめる。

使用したツボと手技

ツボ：T4（1）R　　ふくら　六谷

整体：上肢P1　P2　CAT　挙上

症例1　TFCC損傷

患者

神戸市北区　20代　男性

来院

2016年　8月

症状

2ヶ月半前、テニスの練習中、ボールを打った瞬間急に右手首が痛くなり、手首を回したり手をつたリができなくなり整形外科を受診しMRIを撮ったところTFCC損傷と診断され手首に取り外し可能のギプス様の固定を3週間された。MRIの画像上ではもう大丈夫と言われたがラケットを握るどこらか手首を回す痛みもあまり変わっていなかった。秋に大事な試合があって早く治さないといけないと焦っていたところ先輩の紹介してもらい来院する。

治療内容と経過

 手を回外する動作と背屈動作ができなく手をつくこともできない状態であった。脊柱と肩甲骨の動きに異常なところがあり、鍼と整体をすると痛みは残るものの可動域は改善された。2診目から５診目まで同じ施術を繰り返し手をついての痛みもよくなった。テニスを復帰してもらうことにした。６診目強い打球を打った時に響く時があるとのことで、腕全体の調整と肩関節の調整を加え７診目調子がよくなり終了とした。

使用したツボと手技

ツボ：Ｔ4（1）Ｒ　Ｔ5（1）Ｒ　ふくら4　ふくら5　六谷　太陽

手技：手三法　上肢Ｐ1　上肢Ｐ2　上肢Ｐ6　ＣＡＴ