膝の痛み
症例4 ランニングをしていて膝が痛くなってきた
患者
40代 西宮市 男性
来院
2017年 4月
症状
デスクワークの仕事をしているが、シティマラソンに出るのが趣味で普段から仕事後にランニングをしている。平日は7キロ程度、一週間に一回は20キロ走るようにしていた。先月、ランニングのシューズを替えたせいか左膝の外側に痛みが出てきた。出勤などで歩くの痛くないが、1キロも痛みで走れなくなってきたので整形外科を受診。ランナー膝と診断された。レントゲンの結果、骨には異常ないので安静にして湿布をしていてくださいと言われ、二週間ランキングを中止して湿布を貼っていた。二週間後、ランキングしてみたが痛みが変わってなく、心配になりランナー膝の治し方をランキング友達に相談したところ当院を紹介された。
施術経過
初診時、左膝の外側に圧痛があり、左大腿外側から左臀部にかけて強い筋緊張があった。身体全体を診ていくと、腰椎と胸椎に動きの悪い場所があった。その動きの悪い腰椎と胸椎に鍼をしたところ、膝の外側の圧痛と大腿外側の筋緊張が軽減した。ランキングは中止してもっらた。
2診目、臀部の緊張が残っていたので、そこに関連する足の甲のツボとスネにあるツボに鍼をしたところ、臀部の緊張も軽減した。
3診目、重心バランスを整えるため肩甲骨に鍼をし、足が接地しやすいようにした。ジョギング程度から走るよう指示した。
4診目、ジョギング30分程度なら痛みが出ないということで、20から30分程度のランニング指示する。膝自体には痛みが出ていないため、本日は身体の中心軸が整うように鍼をした。
5診目、痛みが全くないということで治療なしで終了とした。
使用したツボと整体
L1(1) T10(1)大腰 玖路 六丘 巨骨
症例3 膝の内側の痛み(変形性膝関節症)
患者
神戸市北区 60代 女性
来院
2017年 2月
症状
1か月前に、孫を抱いたり立ったり座ったりが多くて急に右膝の内側が痛くなり寝返りも痛くなる。整形外科を受診したところ、変形性膝関節症といわれヒアルロン酸注入してもらい鎮痛剤を処方される。少しましになったような気がするけど椅子から立ったりする痛みが消失せずにお友達の紹介で来院する。
施術経過
初診時、痛みのため右脚に体重が乗せれなく引きずって歩いてしまう。そこで臀部に鍼をしたところ体重を乗せれるようになる。次に膝を曲げてもらうと可動域制限があり、膝の内側に痛みが出るため、脊柱に鍼をしたところ、可動域が広がり曲げるのが楽になる。
2診目、歩く痛みはましになっていたが立ちすわりの痛みが残っていたので整体と脊柱に鍼をする。全5回の施術で日常生活に支障がなくなったので終了とした。
使用したツボと整体
ツボ:膝根 T9(1)L T5(1)
整体:下肢P3
症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。
症例2 膝の内側の痛み(内側側副靭帯)
患者
神戸市北区 20代 男性
来院
2017年 1月
症状
スノーボードでエッジがささり転倒した際に左ひざを捻じる。整形外科を受診を受診して左内側靭帯損傷といわれサポーターと鎮痛剤を処方された。仕事で重量物の運搬作業が多くなかなか痛みが引かないため来院する。
施術経過
初診時、引きずって歩いていたが、臀部と脊柱の調整をしたところ、体重をかけて歩けるようになる。2診目、仕事で激しく動くときにズキンと響くときがあり、また、あぐらが開けないとのことであった。そこで、下腿部と骨盤の調整をし、4回の施術で終了とした。
使用したツボと整体
ツボ:膝根 腰眼 T9(1) 玖路
整体:下肢P3 下肢屈曲P1
症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。
症例1 膝の外側の痛み(ランナ膝)
患者
20代 男性
来院
2016年 8月
症状
シティマラソンに出場するために、1日7キロ走り、週末には25キロ走るのをこの3ヶ月続けていた。シューズを2週間前に替えたせいもあるかもしれないが、1週間前の練習中の5キロ地点くらいで急に右膝の外側に痛みが出るようになってきた。寝たら治ると思っていたが3日たっても痛みが引かず1日目標の7キロすら走れなくなってきて不安に思いインターネットで調べたところランナー膝というのが自分の症状にぴったりだった。早く治さないとシティマラソンに出場できなくなると思いマラソン仲間に相談したところ当院を紹介されて来院する。
施術経過
初診時、明らかな腸脛靭帯の緊張と、graspring testy陽性であった。身体全体のバランスを検査していくと体幹の側屈運動に異常が見られた。そこで体幹のバランスを整える鍼と整体をしたところ体幹の側屈異常と腸脛靭帯の緊張が改善された。しかし、体幹のバランスは1日の治療では定着しないので走る練習は10日間中止してもらい、その間に体幹のバランスを整え中心軸を作るストレッチ指導し、体力が落ちないように呼吸法を指導する。3日後再来院してもらい、同じ施術をする。1週間後体幹のバランス、腸脛靭帯の緊張度合いを確認して、安定してきているため、スピード、時間を50%ほどにしてジョグを開始してもらう。1週間後の来院時、バランス、腸脛靭帯の緊張ともに良好のため痛める前のペースにしてもらう。1週間のち来院したとき聞くと20キロ走ったそうだがバランス腸脛靭帯の緊張ともに良好だったため終了とした。その後、痛みは出ていないがフルマラソンの3日前に身体の調整のために来院する。
使用したツボと整体
ツボ:L2(1)R 築賓
整体:下肢P1 四頭筋 サシゴ 下肢斜め下