身体は連動し影響しあっているため、痛みや症状がある部分に原因があるとは限りません。例えば、顎が痛くて開けれない時、手首や脊柱が原因の時もよくあります。この時、原因の手首を施術するだで、顎の痛みが取れて開けれるようになることもあります。

痛みや症状のある「部分」だけでなく、全身に目を向け、あなた自身が気付けない「原因」を探ることが私の仕事だと考えています。

当院では、極力痛くない、身体に負担をかけない施術を提供しております。

 

一般に「強い施術」＝「効く」というイメージがあるかも知れません。

 

しかし、皮膚や筋肉に強いマッサージのような大きな刺激が加わると、組織が破壊されます。

 

「痛気持ちよさ」を求めて刺激は強くなりがちですが、その分皮膚や筋肉が破壊されていくのです。

 

強いマッサージを受けた後、ダルかったり、施術されたところに痛みが残るのはこのためです。

 

つまり、強い刺激は脳を麻痺させ、一時的に痛みは解消されますが、患部はダメージを受けるため、治りはかえって遅くなるということになります。

 

施術の時間も、無駄にダラダラと長くしてしまうとかえって身体に負担をかけてしまい組織の損傷を招いてしまうため、施術の効果、改善が見られた時点で終了となります。

 

最低限の力と時間で施術するこそ、最大限の効果が発揮します。

 症状が出るということは、必ず「原因」がどこかに隠されています。肩や腰が痛いという症状が出たところを揉んだり擦ったりしただけでは、数日も経てば痛みは再発するということがよくあります。

 

私どもは、２０年以上の実績と施術データにより「深く隠れ潜んだ本物の原因」を見つけられる施術の「原則原理」を持っています

一般的な治療法とは施術方法が異なるため、当院に来院される患者様の中には「こんな施術は初めて受けた」とか「こんなソフトな施術で本当に効くの？」と思われることがあります。

強いマッサージやポキポキと矯正したり、痛いところに直接鍼をしたり、多くの鍼をすることは一切ありません。運動力学、生体力学、運動機能解剖学の観点から原因を探求し、身体を最適化させる特別な施術法です。その施術は鍼治療、整体施術ともにソフトに行います。

 

※お身体の状態によっては多少の痛みを感じることもあります。

今、あなたは静寂につつまれた静かな沼にいます。その沼に小石を一つ投げ入れてみてください。そうすると水紋ができますよね？その水紋がゆっくり広がりやがて対岸にたどり着いたと思います。

 

これが同時に小石をバジャバジャ投げ入れてしまうと、水紋同士が干渉しあって、打ち消してしまうことになるでしょう。そうなると、水紋は対岸にたどり着けません。

 

鍼に置き換えてみると、たくさんの鍼を同時に打つと、鍼同士が干渉しあって,効果は限局したものとなるでしょう。それどころか、乱れてしまい悪化する可能性もあります。つまり、むやみに多くの鍼をするより、少ない鍼のほうが全身に染み渡るのです。

 

１本の鍼の効果を確かめながら施術いたします

 

 多くても７か所くらいにしか鍼をいたしません