物を取ろうと体をひねった瞬間激痛が走る
症状
自宅の部屋で片づけをしていて、後ろにあったものを取ろうと体をひねって手を伸ばそうとしたところ電気ショックを受けたような衝撃が腰に走り動けなくなる。その日は夜も遅く病院も開いていなかったためそのまま就寝した。しかし、明け方3時ごろ、痛みで目が覚め激痛となったため救急で総合病院を受診した。レントゲン検査をするも特に骨には異常ないため痛み止めと湿布を渡され帰らされた。帰宅して薬を飲んで横になって一日様子を見たが、症状がよくなる気配がないため、妻に連れられ当院を受診する。
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来院者
男性
40 代
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期間
2017年9月 ~ 2017年9月 -
通院回数
2回
施術と経過
発症から2日経過していたが、両手を両ひざにつけてゆっくりとしか歩けない状態であった。本人に痛みの箇所を聞くと腰全体が痛くて左右差もないとのことであった。身体全体を観ていくと右の胸椎に動きの悪い箇所が確認できた。そこを緩めるため、右のすねに鍼をしたところ腰が伸びてまっすぐ立てるようになった。歩くとき右に体重を乗せるとビビッと痛みが走るということで手の甲に鍼をした。そのまま歩行をしばらくしてもらっていたら痛みが無くなってきた。翌日、もう一度来院し動けるようになっていることを確認したため終了とした。
使用したツボ
まとめ
片づけで手や足が緊張し胸椎に負担をかけることで発症したぎっくり腰であった。こうしたぎっくり腰は直接腰に施術を加えてもなかなか良くならないことが多い。発症した原因を治療することが重要となる。
担当スタッフ
梶谷和史