親指を動かすと手首が痛い
症状
二ヶ月ほど前より、親指の付け根から手首が、思いっきり手をパーにしたりグーにして手首を回すと痛いと感じるようになってきた。次第に洗濯物を干すときや料理をするときなど生活に支障が出てきて腫れてきたのでリウマチかと思い整形外科を受診した。レントゲンの結果、関節の変形はないからリウマチではなく腱鞘炎ですと言われた。鎮痛剤と湿布とサポーターを処方された。一か月様子を見てみたが痛みの変化がないため違う整形外科を受診したが診断は同じで更年期だからしばらく痛みと付き合っていくしかないと言われた。更年期は自分で理解できるが、いつ痛みが取れるのかわからないことに非常に不安を覚えた。そこでインターネットで調べ梶谷接骨院・鍼灸院を受診する。
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来院者
女性
50 代
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期間
2017年4月 ~ 2017年5月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
10回
施術と経過
1回目、手の痛みを出している原因を探るため身体全体の動きをチェックしていくと、肩甲骨と胸椎に典型的な動きの悪さがあった。その動きを回復させるように鍼をしたところ手を動かす痛みが改善した。6回目まで鍼をすると楽になるが生活で使いすぎると悪化するのを繰り返したが、7回目の施術後より急に痛みが消失し痛みを繰り返さなくなった。10回目、再発しないことを確認できたため終了とした。
使用したツボ
まとめ
腱鞘炎が発症してから二ヶ月と時間の経過があったため施術にも時間を要した。また、更年期からくる腱鞘炎と言われても、肩甲骨や胸椎、骨盤1回目の動きが回復すると腱鞘炎も回復することは少なくない。
担当スタッフ
梶谷和史