バドミントン中、スネが痛くて踏ん張れない
症状
バトミントンの練習中に左のすねがジャンプをしたり踏み込むときに痛くなってきた。周りの友達に同じような症状の人がいて自分もシンスプリントになったと感じた。自分はすぐ治ると思っていたが1か月しても痛みが引かず、練習中と練習後は特に痛みが強くなる。
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来院者
女性
10 代
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期間
2016年7月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
6回
施術と経過
初診時、両足のジャンプは痛みが出てぎこちないができる。片足ケンケンは全くできない状態であった。スネの筋肉はパンパンに張りつめている。スネと関連する脊柱の動きを見ると胸椎に異常が見られた。また、腸腰部の動きも悪かった。胸椎と腸腰部の動きを改善するため鍼を行う。両足ジャンプはスムースにできるようになるがケンケンはぎこちなさが残る。部活は続けながら2~5診同じ治療を行う。6診目ケンケンできるようになり終了となる。パフォーマンス、筋力の低下なく症状が改善していき助かったと喜んでいただけた。
使用したツボ
まとめ
スネを支えている筋肉が機能しなくなり骨に影響を及ばしてシンスプリントは発症する。その原因は脊柱~下肢への螺旋の動きが低下するためにおこる。身体の連動を調整することが重要となる。
担当スタッフ
梶谷和史