手首が痛くて物が掴めない
症状
特に思い当たる節はなく左手の親指側の手首が痛くなった。次第にタオルを絞ったりお鍋を洗ったりなど家事にも影響してきた。ズボンを履く動作も痛くなり、グーパーもできなくなってきたので整形外科を受診した。レントゲン検査をしてもらい骨には異常ないと言われた。更年期や産後のホルモンバランスが崩れる時に出てくる腱鞘炎だからしばらく痛みを我慢するしか仕方ないと言われた。湿布と鎮痛剤を処方され、一か月ほど我慢していたが痛みが取れないため、インターネットで調べ当院を受診する。
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来院者
女性
50 代
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期間
2017年4月 ~ 2017年5月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
6回
施術と経過
手首の橈側に腫脹と熱感を認め、手首を尺屈するのが特にきつい痛みが出る。物をつかむのも痛くて力が入らない。身体全体を観ていくと胸椎と骨盤に動きが悪い箇所があったためそこに鍼をすると痛みが軽減し物を掴む力も入るようになった。6回ほど胸椎と骨盤の動きを作るように鍼をし日常生活に支障が無くなったため終了とした。
使用したツボ
まとめ
手首の腱鞘炎は更年期と言われることが多いが、そのことより手首と胸椎の連動のバランスを整える方が重要に感じらる。
担当スタッフ
梶谷和史