踵をつけて歩けない
症状
数十年ぶりに剣道の練習をして、その後より左の踵の裏側に痛みが出てきた。当初は久しぶりに剣道をしたから仕方ないと放置していたが一向に痛みが引いていく気配がなく、むしろ徐々に痛みが増してきた。次第に起床時や座って立つときなど動き始めは踵をついて歩けない状態になってきた。以前腰痛でかかったことのある梶谷接骨院・鍼灸院を受診した。
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来院者
男性
50 代
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期間
2018年1月 ~ 2018年2月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
8回
施術と経過
踵の裏を押さえるとピンポイントで飛び上がるほどの痛みが出る箇所があった。剣道をして発症したということで脊柱への負荷が踵へ影響を及ぼしたと考え、脊柱をチェックすると左側に明らかに緊張を起こしているポイントがあった。そこを緩めるように手と仙骨に鍼をした。するとベッドから立つときの痛みが半分以下になり荷重がかけれるようになった。今度は歩行するとき踵接地より蹴りだしが痛いとのことで足の甲に鍼をした。すると歩行がしやすくなった。7回ほど施術を繰り返し剣道も出来るようになったため終了とした。
使用したツボ
まとめ
踵の痛みは湿布やマッサージをしても症状が改善されないことが多い。それは踵に症状が出た原因が踵にないからである。症状が出た原因の箇所を探ることが非常に重要となる。
担当スタッフ
梶谷和史