手の腱鞘炎
" 施術 "
手が使える動物
手が使える動物には、ヒト、クマ、リス、チンパンジーなどの動物がいます。これらの手が使える動物の共通点は、鎖骨があるということです。また、鎖骨がある動物は、カカトをつけて、歩行することができます。
つまり、手が使える動物は、鎖骨があって、カカトを地面につけて二足歩行ができるということです。
手に負担をかけた原因
手の腱鞘炎になった多くの方は、何年も前から同じ作業をしていて特に変わったことはしていないなど、いつもと変わらない生活の中で急に痛くなったとおっしゃります。また、右手をよく使うのに、左手が腱鞘炎になってしまったということもよくあります。
手の腱が炎症を起こしているということは、何かが原因でその腱に負担がかかっているということですが、ただ単に手を使いすぎたというわけではないのです。
手を使うことは、鎖骨と踵骨が関係してきます。
バンザイしたり、背伸びをしたり、手を挙げる動作がなくなり鎖骨の動きが硬くなっていたり、立ち仕事でカカト重心になって踵骨の動きが硬くなっていることが原因で、手を使う動作に負担がかかって腱鞘炎が起きるのです。
手を揉んだり、湿布したりしても一向に腱鞘炎がよくならないのは、原因が手にないからです。鎖骨や踵骨の動きを正常に戻していかないと手を上手に使えないのです。当院での施術は、原因の箇所を施術するため、手が痛いのに手を触らないで肩や足の調整をすることもあります。
この記事を書いた人
神戸市北区 岡場駅 梶谷接骨院・鍼灸院の梶谷和史です。
来院された方のために、熱意をもって最善を尽くし治療に挑みます。そして健康の喜びと感動を共に分かち合いたいと心より願っています。あなたを悩ませる、痛みやコリを楽にするだけでなく動きやすい体、痛みの出にくい体をつくるお手伝いをします。